浴室や洗面所のカビは、「設備の故障」ではなく「使い方と管理」の問題として扱われることが多いトラブルです。責任の分かれ目は、カビの原因がどこにあるかです。
責任の考え方
| 原因 | 扱い |
|---|---|
| 換気不足・掃除不足など通常の生活管理によるカビ | 借主側の清掃・管理の範囲。放置して広がると退去時の原状回復の対象 |
| 結露がひどい、換気扇が故障している、雨漏り・配管漏れが原因 | 設備・建物側の問題として貸主に対応を求められる |
| 入居時から既にあったカビ | 入居時記録で証明できれば借主の負担ではない |
対処の進め方
- まず換気と清掃で改善を試み、改善しない場合は「構造や設備に原因がありそうだ」と管理会社に連絡する
- 換気扇の異音・効きの悪さは設備の点検対象です。あわせて伝えてください
- カビを放置して壁紙や建具まで傷めると、退去時の費用負担が大きくなります。早めの対処が結果的に安く済みます
- 健康への影響が心配な広がり方の場合は、写真を添えて早めに相談を
よくある質問
Q. プロのクリーニングを勝手に頼んで請求できますか?
設備・構造が原因と確認される前の自己判断の発注は、請求が認められないことがあります。先に管理会社へ連絡し、対応方法を相談してください。
監修: 現役不動産エージェント(東京23区の賃貸担当)。負担の判定は原因と契約書の定めによります。