申し込み時の交渉は、金額だけを下げる要求ではなく「貸主が応じやすい条件」との交換で進めると通りやすくなります。空室期間の損失を減らす提案は、貸主にとって数字で判断できる材料です。
効く条件提示
| 条件提示 | 貸主にとっての意味 |
|---|---|
| 入居日(家賃発生日)を早める・希望日に合わせる | 空室期間の損失が減る。最も数字に換算しやすい |
| 2年以上の長期居住の意思を伝える | 募集・原状回復コストの回収見込みが立つ |
| 申込と必要書類を即日そろえる(即決) | 他の申込者との競合で優先されやすい |
| 閑散期の引っ越しを繁忙期前に前倒しする | 募集の山を外せる貸主にメリットがある |
交渉の進め方
- 交渉は申込の前が基本です。契約締結後の交渉は原則として通りません
- 家賃本体・礼金・フリーレントなど、対象は1〜2点に絞る。全部盛りの要求は全体が断られやすくなります
- 仲介手数料は仲介会社の収益であり、貸主の条件とは別問題として扱ってください
- 合意した条件は、契約書や重要事項説明に反映されているか必ず確認を
よくある質問
Q. 値引き交渉をしたら申込を断られますか?
常識的な範囲の交渉で申込が断られることは通常ありません。ただし人気物件で申込が競合している場合は、交渉のない申込者が優先されることがあります。
監修: 現役不動産エージェント(東京23区の賃貸担当)。交渉の成否は物件の人気度と貸主の方針によります。